やっぱりいい! 漱石のことば
姜尚中 著『漱石のことば』(集英社、2016年) 夏目漱石の小説では『心』と『それから』が好きで何度か読み返して楽しんできました。姜尚中さんが漱石のファンというのは聞いたことがありましたが、姜さんによる漱石の解説はきっ […]
忍者研究の最先端が分かる本!
山田雄司 著『忍者学研究』(中央公論新社、2022年) むかしテレビアニメで『忍者ハットリくん』というのをやっていて楽しく観ていました。手裏剣(しゅりけん)だの、忍法だのという言葉を覚えたのもその頃です。最近になってN […]
微生物の奥深さを探究したパストゥール
川喜田愛郎 著『パストゥール』(岩波書店、1967年) ジョルジュ・ヴィガレロ『清潔(きれい)になる〈私〉』を読みましたが、細菌学の発展に大きく貢献した人物としてパストゥールの名前が紹介されていました。今回は、パストゥ […]
「清潔」の観念が変化した
ジョルジュ・ヴィガレロ 著『清潔(きれい)になる〈私〉―― 身体管理の文化誌』 (同文館、1994年) 「清潔」の英語とフランス語 以前、ヴァージニア・スミスさんの『清潔の歴史』を読んで英語の‘clean’という言葉の […]
医療の「正統」と「異端」を探る
黒﨑周一 著『ホメオパシーとヴィクトリア朝イギリスの医学』(刀水書房、2019年) 以前、ヴァージニア・スミスの『清潔の歴史』を読んだ時に「ホメオパシー」という一種の代替医療のことが出ていて、「これはどういうものなのだ […]
独学という投資に価値あり!
本山勝寛 著『最強の独学術 ―― 自力であらゆる目標を達成する「勝利のバイブル」』(大和書房、2020年) 独学というテーマに関して柳川(やながわ)範之(のりゆき)の『東大教授が教える独学勉強法』、ひろゆきさんの『無敵 […]
「在野史家」の独学術が公開されています!
礫川全次 著『独学の冒険 ―― 浪費する情報から知の発見へ』(批評社、2015年) 独学というテーマに関して柳川(やながわ)範之(のりゆき)の『東大教授が教える独学勉強法』、ひろゆきさんの『無敵の独学術』、三木(みき) […]
孫正義さんの影響を受けた独学術
三木雄信 著『ムダな努力を一切しない最速独学術』(PHP研究所、2021年) 柳川範之『東大教授が教える独学勉強法』、ひろゆきさんの『無敵の独学術』に続いて独学に関する本書を読んでみました。本書の著者、三木雄信さんはビ […]
ひろゆき流「ググれば調べられる時代」の独学術とは
ひろゆき 著『無敵の独学術』(宝島社、2021年) 以前、柳川範之さんの『東大教授が教える独学勉強法』を読んだことがありましたが、書店のウェブサイトで検索してみると「独学」をテーマとした本が他にも何冊か出ていることに気 […]
泥沼の人間関係を避けるコツとは?
神岡真司 著『嫌いなヤツを消す心理術』(清流出版、2016年) 多くの人が人間関係の悩みをもっていると思います。学校や会社などでウマの合わない人、ソリの合わない人と付き合わなければならない場合、どのようにしたらよいので […]