午後の仮眠は「20~30分にとどめる」のベストなわけ
樺沢紫苑 著『神・時間術』
(大和書房、2017年)
樺沢紫苑の本はどの本も毎日の生活に役立つ情報が多いと感じています。特に健康的な生活や仕事術に関するうれしい情報が多く書かれており、そのノウハウを1回で紹介するのは難しいので、再び本書を手にとってみました。今回は午後の仮眠の仕方について書かれている箇所を紹介します。
本書ではアメリカのNASAの研究や日本の厚生労働省のガイドラインから、午後の仮眠は20~30分が午後の作業能率を改善させると本書に書かれています(148ページ)。
私は以前、午後眠いときには1時間近く昼寝をしていました。でも樺沢さんの本から、「仮眠は20~30分がベスト」という情報を得て、この2年ぐらい実行しています。仮眠後に仕事に戻るのが以前よりも楽になったと感じます。以前は寝過ぎだったのだと実感しました。
本書には「1時間を超える仮眠」は深い睡眠に入ってしまうため、目を覚ましてからも脳が正常のパフォーマンスに戻らないと書かれています。そてから、夜の睡眠にも悪い影響があるということです。
働く男性の場合、週に3回以上、1回30分の昼寝をする人は、死亡率が37%低く、心臓病での死亡率は64%も低いという研究もあるそうです。
昼寝は「あなどれない」というのが私の今の実感です。