ネットスキルと情報コンテンツで収入を得る基本ステップ
山口朋子 著『普通の主婦がネットで4900万円稼ぐ方法』
(フォレスト出版、2013年)

人生100年時代と言われますが、健康寿命を伸ばすことと、老後のお金、という2つは大きな壁として立ちはだかっているように思えます。今回は、お金の問題の解消に役立つための勉強として、インターネットを使って収入を得る方法を学びたいと思い、本書を読んでみました。
本書を読んで、私が特に勉強になったのは以下の3点です。
1. ネットで収入を得るための3ステップ
本書の著者、山口朋子さんはご自身の経験をもとに、インターネットで収入を得るためには①アフィリエイト、②情報コンテンツ、③コミュニティ活用、という3つのステップを踏むのが基本だと述べています。①アフィリエイトとは、自分のホームページを経由して商品の購入が発生した場合に報酬を得られる仕組みのことです。
アフィリエイトで報酬を得るためには自分でホームページを立ち上げて、情報発信し、アクセスを増やしながら、商品を購入してもらうという流れを成立させる必要があります。これを行うことが、ホームページの作り方、アクセスの集め方、文章力のトレーニングになります。
次のステップである情報コンテンツとは、自分で情報発信した内容をまとめて電子書籍などのかたちにして売ることです。
最後に、コミュニティ活用ではFacebookなどのコミュニティ機能を使って会員を集めて、自らがもっているノウハウを会員に伝えていきます。その対価として会費をいただくという仕組みです。
2. 稼ぐために必要なのは「相手思い」の精神
本書で特に強調されているのは「相手思い」の精神です。収入を得るのは必要なことですが、それを継続的に行うための基礎として誰かのためにがんばろうとする精神や他人と協力すること、そして、人のために役に立っているという感覚がどうしても必要だということです。私はこの点が最も重要なことだと思いました。
3. 普通の人が「先生」になるビジネス
山口さんは、コミュニティ活用をして自らのネットスキルや副業を軌道に乗せるノウハウを会員に伝えながら、会員自らが成果を出し、そのノウハウを新規顧客に伝えていくことを目指していると本書に書かれていました。つまり、普通の人が「先生」になれるようにノウハウを伝え合っていくビジネスです。何らかのスキルをシェアすることの先には、山口さんが言うような、普通の人が「先生」になるビジネスがあるのではないかと思いました。
本書は2013年に出版された本です。私は本書を読む以前に、山口さんの2021年の著作『「オンライン起業」の教科書』(日本実業出版社)を読んだことがありました。どちらの本も、ネットを使ったビジネスを開拓してこられたご自身の経験をもとに、そのノウハウを教えてくれている本です。「相手思い」の精神を軸にして、誰かの困り事を解決するための情報提供を行うということが重要なのだと、山口さんの2冊を読んで感じました。

