「飲みニケーション」が衰退すると就業時間内での言語化能力が問われる

樺沢紫苑 著『極アウトプット』
(小学館、2021年)

 本書は10代の学生向けに、言語としてアウトプットすることの重要性が書かれています。そのなかでも今回は、今後はアウトプットの質が問われるという点について書かれている箇所をご紹介します。
 著者の樺沢紫苑が強調しているのは、LINEでのやりとりやオンラインで仕事をする機会が増えているコロナ後の社会では、雑談や事前の立ち話でカバーできていた部分が減って、その分を短か目のコミュニケーションで伝えることができる能力が重視されるということです(38ページ)。
 私はこの点について、大いに納得しました。また、働き方改革で残業規制が厳しくなる傾向とも合わせると、雑談、立ち話、飲みニケーションなどの働き方文化が衰退して、業務時間内でのコミュニケーションの質が重視されるようになると予想します。
 そこで「書くスキル」「伝えるスキル」の「質」が問われるわけですが、これを研修で教えてくれる企業は少ない。だから多くの人が苦労しているという樺沢さんの指摘(36ページ)はとても勉強になりました。
 今後も、このブログで「書くスキル」「伝えるスキル」を学べる本を紹介していきたいと思いました。

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