家族

社会問題
犯罪加害者の家族はどうなるのか?

鈴木伸元 著『加害者家族』(幻冬舎、2010年)  以前、東野圭吾の小説『手紙』を読みましたが、この小説は兄が強盗殺人を犯してしまった弟の苦悩の日々を描いたもので、まさに加害者家族の問題を取り扱った作品でした。今回は、加 […]

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幸福
「理想の家族」のイメージを背負った「サザエさん」

  三浦展 著『「家族」と「幸福」の戦後史――郊外の夢と現実』(講談社、1999年) 「幸福」というテーマについて考え続けています。これまで、水木しげる『水木サンの幸福論』や樺沢紫苑『精神科医が見つけた3つの幸福』などを […]

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日本史
平成の家族の姿をデータから

湯沢雍彦 著『データで読む平成期の家族問題――四半世紀で昭和とどう変わったか』(朝日新聞出版、2014年)  2019年5月1日に元号が平成から令和に変わりました。平成が始まったのが1989年ですから30年の平成の間に変 […]

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社会問題
空き家問題の「なぜ?」に切り込む

牧野知弘 著『空き家問題――1000万戸の衝撃』(祥伝社、2014年) たしかに、よく見かける  庭の草が高くなっていたりカーテンを閉めきっていたりして人の気配のない家をあちこちでみかけます。ある日、急に重機が入って整地 […]

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ストーリー
東野圭吾『手紙』で描かれる「兄弟のすれちがい」に注目!

東野圭吾 著『手紙』(文藝春秋、2006年) 映画『容疑者Xの献身』は良かったですね  東野圭吾さんの小説作品はあまり読んだことがなく、『容疑者Xの献身』がテレビで放送されたのを観て堤真一さんと松雪泰子さんの演技がよかっ […]

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