時代とともにヒトの出産は変わる!
杉立義一 著『お産の歴史――縄文時代から現代まで』(集英社、2002年) 10年以上前ですが、いろいろな職業の達人たちを紹介する「プロフェッショナル」というNHKの番組で助産師の回があったのですが、その助産師は自ら助産 […]
なぜブタは法廷に立たされたのか?
池上俊一 著『動物裁判――西欧中世・正義のコスモス』(講談社、1990年) 「法廷に立つブタ、破門されるミミズ」と書かれた本書の帯を見たときは単純に「?」でした。しかし、中身をぱらぱらと見ていくと、些末(さまつ)な面白 […]
読んでもらえる文章の「作法」が学べます!
尾藤克之 著『ちょっとしたことで差がつく最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム、2022年) ふだんメールで連絡をとることは多いのですが、その書き方は誰かに教えてもらったということはありませんでした。送られてきたメ […]
いじめから身を守るためにできること
荻上チキ 著『いじめを生む教室――子どもを守るために知っておきたいデータと知識』(PHP研究所、2018年) 1年間に何度か重大ないじめに関するニュースが流れて、最近はどれがどのいじめ事件だったのかよく覚えておらず […]
〈大学生〉「パラグラフ・ライティング」の技術を習得できる!
渡邊淳子 著『大学生のための論文・レポートの論理的な書き方』(研究社、2015年) 書き方には「作法」がある 新聞、雑誌、ブログ、メールなどそれぞれの媒体や記事には独特の特徴や書き方の「作法」のようなものがあると思いま […]
自分をアップデート(更新)する読書
池澤夏樹 著『知の仕事術』(集英社インターナショナル、2017年) 池澤さんの仕事ノウハウが公開された! 池澤(いけざわ)夏樹(なつき)さんの本は何年か前に小説『マシアス・ギリの失脚』を読んでとても面白かったです。新聞 […]
教師・子ども・親のストーリーを紡ぐ作家!
重松清 著『せんせい。』(新潮社、2011年) 少年時代の感覚を思い出す 重松(しげまつ)清(きよし)さんの小説はテレビドラマ化された『とんび』や映画にもなった『青い鳥』などを読んだことがありました。「小学生の時ってこ […]
本能寺の変の黒幕は徳川家康か?
呉座勇一 著『陰謀の日本中世史』(KADOKAWA、2018年) 大河ドラマ『麒麟がくる』は面白かった! 本書を読んでみたきっかけは2020年のNHK大河ドラマ『麒麟(きりん)がくる』を観て、本能寺の変についての自分の […]
独学のコツは「ゆるさ」にあり!?
柳川範之 著『東大教授が教える独学勉強法』(草思社、2017年) 読書は一種の独学ですが 本を読むこと、読書することは知識や教養を得るための基本だと言われます。社会人になってからの読書は一種の独学だと思いますが、読書を […]
不登校・ひきこもり問題に30年以上向き合って得られた知見とは?
杉浦孝宣 著『不登校・ひきこもりの9割は治せる――1万人を立ち直らせてきた3つのステップ』(光文社、2019年) https://amzn.to/3Qj4XCf 不登校という難題 不登校はかなり前から問題となっており、 […]