ちょっと不思議な校則もあるようです!
二宮皓 著『こんなに厳しい!世界の校則』(メディアファクトリー、2011年) 1980年代に中学生、高校生でした。持ち物、服装、頭髪の検査が厳しい時代でした。「ツッパリ」文化が流行してましたので、学校の制服を「改造」し […]
ジブリ映画の解説本あります!
文春文庫+ジブリ 編『ジブリの教科書20 思い出のマーニー』(文藝春秋、2017年) 『マーニー』はやや難解な印象で テレビの金曜ロードショーで『思い出のマーニー』を観ました。確か2017年頃だったと思います。内面的な […]
平成の家族の姿をデータから
湯沢雍彦 著『データで読む平成期の家族問題――四半世紀で昭和とどう変わったか』(朝日新聞出版、2014年) 2019年5月1日に元号が平成から令和に変わりました。平成が始まったのが1989年ですから30年の平成の間に変 […]
出産と子育ての風習には不思議がいっぱいです!
安井眞奈美 著『怪異と身体の民俗学――異界から出産と子育てを問い直す』(せりか書房、2104年) ひところ「妖怪ウォッチ」が流行り、それ以前から「ゲゲゲの鬼太郎」も人気があります。人間社会の近くにいながら目には見えづら […]
イエスは病気を治した!
山形孝夫 著『治癒神イエスの誕生』(筑摩書房、2010年) 2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に登録されたというニュースを目にした時、小学校の社会科教科書で「島原の乱」や「天草(あまくさ) […]
江戸時代の「赤ちゃんポスト構想」とは?
沢山美果子 著『江戸の捨て子たち――その肖像』(吉川弘文館、2008年) 2007年に熊本の病院で「こうのとりのゆりかご」、通称「赤ちゃんポスト」が設置されました。自分で子どもを育てられない親が、病院に匿名(とくめい) […]
下級武士たちの食糧事情などマニアックな知識も!
東郷隆 著『【絵解(えと)き】雑兵足軽たちの戦い』 (講談社、2017年) 以前、藤木久志さんの『新版 雑兵(ぞうひょう)たちの戦場』(朝日新聞出版、2005年)を読んで、身分の低い兵たちの戦いぶりについての知識をある […]
アメリカ人の目に映る日本の体罰問題
アーロン・L・ミラー 著『日本の体罰――学校とスポーツの人類学』(共和国、2021年) 「暴力根絶」を掲げる日本の競技団体 2013年に、女子柔道の国際試合強化選手に対して指導者が暴力をふるった事件が発覚しました。20 […]
感染症対策の進展は「細菌」発見が鍵だった!
西迫大祐 著『感染症と法の社会史――病がつくる社会』(新曜社、2018年) 新型コロナウィルスが流行したことがきっかけで感染症についての関心が増しました。以前、山本太郎『感染症と文明』を読みましたが、今回は西迫大祐『感 […]
明治維新は受験生の苦学ストーリーも生み出した!
竹内洋 著『立志・苦学・出世――受験生の社会史』(講談社、2015年) 2022年1月15日、大学入学共通テストの初日でしたが、試験会場だった東京大学の農学部前で受験生らを刃物で切りつける事件が発生しました。犯人は高校 […]