ストーリー
「あのひと」はストックホルムに行く決意をした!
重松清 著『十字架』(講談社、2012年) 重松清さんの小説は『せんせい。』や『青い鳥』などの短編集を読んだことがありました。親子関係や教師と生徒の関係の中での、登場人物の内面描写が上手だと感じる作家さんです。本書『十 […]
童話『青い鳥』とは違うストーリーです
重松清 著『青い鳥』(新潮社、2010年) 重松清さんの小説は以前から『せんせい。』などを読んだことがありました。少年時代の感じ方を思い出させてくれる大好きな作家さんです。今回は改めて『青い鳥』を読み直してみました。メ […]
水木しげるは戦地ラバウルで何を体験したのか?
水木しげる 著『総員玉砕せよ!』(講談社、1995年) https://amzn.to/3NLb3Kg 戦記ものを熱心に描いていた 水木しげるさんが戦争で片腕を失った漫画家だというのは知っていましたが、本書『総員玉砕せ […]
「ウルトラマンは裸か?着衣か?」――それは重大な問題だ!
柳田理科雄 著『金の空想科学読本』(KADOKAWA、2011年) ウルトラマンやガンダムなどテレビのヒーローものに夢中になった時期がありました。いや、今でもけっこう好きです。30年以上前に放送されたヒーローものの番組 […]
ジブリ映画の解説本あります!
文春文庫+ジブリ 編『ジブリの教科書20 思い出のマーニー』(文藝春秋、2017年) 『マーニー』はやや難解な印象で テレビの金曜ロードショーで『思い出のマーニー』を観ました。確か2017年頃だったと思います。内面的な […]
教師・子ども・親のストーリーを紡ぐ作家!
重松清 著『せんせい。』(新潮社、2011年) 少年時代の感覚を思い出す 重松(しげまつ)清(きよし)さんの小説はテレビドラマ化された『とんび』や映画にもなった『青い鳥』などを読んだことがありました。「小学生の時ってこ […]
東野圭吾『手紙』で描かれる「兄弟のすれちがい」に注目!
東野圭吾 著『手紙』(文藝春秋、2006年) 映画『容疑者Xの献身』は良かったですね 東野圭吾さんの小説作品はあまり読んだことがなく、『容疑者Xの献身』がテレビで放送されたのを観て堤真一さんと松雪泰子さんの演技がよかっ […]
「マンガの神様」は悲劇をもちこんだ!
竹内一郎 著『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』(講談社、2006年) 手塚の作風を考える 「マンガの神様」と呼ばれる手塚治虫の作品では『火の鳥』や『アドルフに告ぐ』が好きです。ほかにも『ブラック・ジャック』や『ブッダ […]