武士は梅干しを食べる風習がありました!
永山久夫 著『長寿食事典』(悠書館、2019年) コロナ禍で密になりにくいレジャーとしてキャンプに注目が集まっているようです。焚き火を使ってお肉を焼いたりご飯を炊いたりといった経験は楽しいものですが、ガスや電気が普及す […]
「食物の3大栄養素」は「発明」された?!
望田幸男/田村栄子 編『身体と医療の教育社会史』(昭和堂、2003年) 以前、ロイ・ポーター『人体を戦場にして――医療小史――』を読んで医療と身体についての歴史に興味が出てきましたので、今回は『身体と医療の教育社会史』 […]
団時朗さん(郷秀樹役)のご冥福をお祈りします――「ウルトラ兄弟」という1970年代のコンセプト
『語れ!ウルトラマン』編集部『語れ!ウルトラマン 兄弟激闘編』(KKベストセラーズ、2013年) 2023年3月、団時朗さん(『帰ってきたウルトラマン』郷秀樹役)が亡くなられました。少年時代の憧れでした。心よりご冥 […]
「あのひと」はストックホルムに行く決意をした!
重松清 著『十字架』(講談社、2012年) 重松清さんの小説は『せんせい。』や『青い鳥』などの短編集を読んだことがありました。親子関係や教師と生徒の関係の中での、登場人物の内面描写が上手だと感じる作家さんです。本書『十 […]
「サタン」「デーモン」「デビル」に違いはあるの?
山形孝夫 著『読む聖書事典』(筑摩書房、2015年) 以前、山形孝夫さんの『治癒神イエスの誕生』を読んでとても勉強になりました。特に聖書の中でイエス・キリストが病気を治(なお)す物語の解説のところがとても興味深かったで […]
童話『青い鳥』とは違うストーリーです
重松清 著『青い鳥』(新潮社、2010年) 重松清さんの小説は以前から『せんせい。』などを読んだことがありました。少年時代の感じ方を思い出させてくれる大好きな作家さんです。今回は改めて『青い鳥』を読み直してみました。メ […]
台所で手術をしていた時代があった!
ロイ・ポーター 著『人体を戦場にして――医療小史』(法政大学出版会、2003年) コロナ禍に振り回される社会状況について理解を深めるために、これまで山本太郎『感染症と文明』、西迫(にしさこ)大祐(だいすけ)『感染症と法 […]
感情が爆発するという問題
森田ゆり 著『しつけと体罰』(童話館出版、2003年) 以前、アーロン・L・ミラーさんの『日本の体罰』(2021年)を読み、特にスポーツ指導の場面での体罰の根深さについて考える機会がありました。今回は親が「しつけ」と称 […]
「健康」の意味内容は変化してきた!
北澤一利 著『「健康」の日本史』(平凡社、2000年) コロナ禍に入った2020年の春、「ステイホーム」が呼びかけられた頃は外出の機会が減って運動不足になりました。運動不足は特に高齢者には大きな健康被害を与えるのではな […]
災害時に食べ物を「何とかする」工夫
今泉マユ子 著『災害食がわかる本』(理論社、2019年) テレビ出演も豊富な著者 以前、クックパッド監修の『防災レシピBOOK』を読んだことがあり、いざという時の備えの大切さを知ることができました。また、災害の時に手に […]